すれ違う恋の行方

あーもうっ…
ドイツもコイツもほんとムカつくっ!!


あたしのイライラは絶頂間近で
今にも爆発しそうだった。


そんな時



「み~すずっ!」



教室に戻ろうとした瞬間、誰かに呼び止められた。


『秀っ!』
「よっ!準備はどう?順調?」


秀は2組のクラスから出てくると、あたしのほうへ来た。


なんか…
秀の顔見たら、一気に苛立ちが消えたかも…。


『まぁ、順調だよ。あたしは雑用しかやってないけど』
「むしろ、雑用以外はやりたくない、だろ?」
『まぁね~』


秀は呆れたように笑ってそう言った。