「あたし、中学の時玲二と付き合ってたの。」 「え?」 「玲二ね、ホントは視力悪くないのよ?」 飯田さんはふふっと笑う。 「それに、玲二はねホントはすごく優しくてすごく笑うの。」 「…だから?」 飯田さんはあたしに何が言いたいの? ざわざわと風が木の葉を揺らす音がやけに耳に響く。 「立花さんさ、玲二のこと好きでしょ?」 「は…?」 クスっと笑う飯田さん。 あたしが、白崎を好き?