彼がメガネをはずしたら




それからあたしの家まで白崎に話しかけてみては一言で返され話は終わり。



…こんなんじゃ、話題がいくつあったって足りない。



「ここですか?君の家。」



「あ、うん。ありがと。」



で、あっという間に家の前。



あたしは白崎にそう言って家に入ろうとする。










「待って。」



ふいに背後からそう聞こえて門を開こうとした手を止める。



振り返ってみると、白崎はあたしの手をつかんだ。



「肩をかしてくれたお礼です。」



そう言ってあたしの手に何かを握らせる。



何かな、と手を開くとそこには可愛い包み紙が見える。



「…キャンディー?」