彼がメガネをはずしたら




…しかもよりによって一限目から数学。



もう、数式なんてみたくない!!



そう思い、いつものように顔を机に伏せようとすれば、



「じゃあ、この問題を…立花!」



はぁ?



驚いて顔をあげるあたし。




いやいや…あたしが解けないことくらい数学の先生なら一番わかってるでしょ?



あたしは数学に関しては赤点しかとったことないからね?



「前に出て、黒板に解いてみろ?」



仕方なくあたしは黒板の前に立つ。



…こうなったら適当に解いてやる。



あたしは白いチョークを握った。



それはもう、ヤケクソとでもいうような勢いで。