すっ、とメガネを外す白崎。 まだなれないその姿に心臓がうるさい。 「勉強、する?」 肩がぶつかる距離で白崎から見つめられ、目をそらせない。 「何も答えないならキス、するよ?」 「…え、」 驚く暇も、ないのね? 近づいた唇は重なりそっと目を閉じるあたしたちは間違いなく「恋人」。