「立花、」



「ん?」



いきなりスッと真面目な表情になる白崎。



「君が嫌なら、こんな姿やめますよ?君がいるし、もう変な女が近づいてくる
こともないでしょうし。」



…いきなり何を言われるかと思ったらそんなこと。



何気にあたしに気をつかってくれるんだ?



だけど、もう別に気にしてないよ。


白崎、話してくれたし、メガネ外されたらでなんか緊張するし。



少し不安そうにあたしを見るからニコッと笑ってみる。




「白崎はどんな姿でも白崎じゃん!」



白崎はあたしがそう言うとニコッと笑い返した。