白崎は、あたしの頭を優しく撫でる。



これがホントの白崎。



ちょっと緊張する。
白崎ってことに変わりはないのに。



「…立花?」



「はっ、ハイ!」



「…何その反応、」



白崎はスッとメガネをかける。 



「…これなら大丈夫ですか?」




クスッと笑う白崎は少し意地悪で。
少しドキドキしたなんて絶対教えてあげない。




でもやっぱり、メガネのガリ勉白崎の方が落ち着く
な…