「あー、もぅいいや!罪だろうが罰ゲームだろうがうけてたってやるっ!」
パジャマの上から毛布を被った姿で髪を二つに結び
どすっぴんで、おもむろに手紙に手を伸ばす
教授バレて、今の関係が途切れようと構わない!
これは自ら進み選んだ道なのだからっ!!
ザッパーンと背景に大海原
そして手紙を持ちながら片足を岩に乗せてガッツポーズをしてる自分を妄想しながら
ガサガサッ!!
クシャクシャになった封筒から手紙を勢いよく取り出し
バサァッ!と広げて本文を黙読……
(゚-゚)
……
Σ(゚□゚;)
……
(・∀・)
……
(T^T)
……
(ノ-"-)ノ~┻━┻
……
(-_-)
……
(*´д`*)
顔文字でしかこの感情の起伏を表せないのが残念で仕方な……
――え?全くわからない??
と読者様がそう思うと思いまして
具体的な手紙内容は置いといて……
「……」
三枚びっしりに書かれた本文を読み終え
私は茫然自失になっていた
「教授が…」
ポツリと漸く出た言葉
「教授がお見合いだってぇぇえええ!?」
