「エッロ/////」

「なっ!////」


――自分から仕向けたんでしょうがっ!///


って簡単に教授を受け入れる私も私だけど…



「んもぅ!」

ガリッと歯で指を噛むと
教授は痛っ!と言って口から指を抜き出した



「わっ、私帰ります!それじゃっ////」



私はそう言ってソファーから立ち上がり、荷物を持ってそそくさと研究室から立ち去った



「……//////」




部屋に一人残った教授は

物足りなさそうにため息一つついて頭をポリポリかく



「ぬはぁあ…、心臓焼け焦げるかと思った///」



院生や関係者が行き交う廊下を歩きながら、ぶつぶつと呟く



いろんな意味で教授とあぁいう雰囲気になるのは、体が保たないかも


教授の事を何とも思わなかったら

こんなにドキドキしたりしないよね…



――やっぱ…、そう…なのかな?/////





恋愛に今まで縁がなかった私にとって

淡い恋心がどんなものなのかまではわからない




でも確実に教授の存在が
自分の中で大きくなっていくことは


歯止めの利かない確かな気持ちだった