少し怯えながらも強気に出る私に
教授が隣から言っちゃえ!言っちゃえ!!と檄を飛ばす



「貴方にはそういう気持ちが無いんですか!?」

「――うるさい!!」


私が確信をついた言葉を投げかけると、ガッカイダーはカッ!と頭に血が上り


教授の目の前で、パァアンッ!と私の頬を平手打ちしてきた



「おい!この女を今すぐ実験台に運べ!」


ガッカイダーは近くにいた下っ端どもに顎で指図する

そして下っ端どもが私の体を椅子ごと持ち上げようとしたその時!




「……オラを怒らせたな」



私の横からとてつもないオーラが漂い

それは、ジョジョ的に表現するとゴゴゴゴゴ!のような怒りに満ち溢れた恐ろしいオーラだった



「ぬぉおおおおっ!!!」

その瞬間いきなり教授が叫びだして
グッ!と全身に力を込めると、縛られていた太い縄を意図も簡単にブチィィィイン!と弾き飛ばしたのだ


しかも着ていた服が漲る力によって見事に引き裂かれ

筋肉質で強靭な上半身が露わになっているではないか!