☆前回のお話☆


ド変態教授に誘われ、仮装パーティーと言う名のコスプレ大会に参加した、日本一のモテガール私


眼鏡吸血鬼に扮した教授と目も眩むほどの可愛いメイド姿をした私の前に

突如として現れた謎の三文芝居軍団、ガッカイダー一味!

その悪魔怪人の手により、人体改造実験の餌食として私と教授は捕らわれの身になってしまった!!



私達はこの輩から逃げ出せる事は出来るのかっ!?








――………

「…ごう、一号」


すぐ隣から聞こえてきた聞き覚えある声


その呼ぶ声で、おもむろにと目を開けると

薄暗い見知らぬ一室で体と椅子を縄で固定されて座らせられている自分がいた


そして隣を見ると、同様の手口で椅子に座らせられている教授の姿



「教授…」

「ガッカイダーの手によって私と一号はアジトに連れてこられたようです」


不安げになる私をよそに

教授は冷静な面もちで中りを見渡していた



物一つ置いてない全面コンクリートの部屋はとても寒くて
物音すらしない静寂な空気に包まれている



「その、ガッカイダーって……一体何者なんですか?」