「教授…///」


私の為に自ら名乗り出て命を捨てる覚悟をするなんて……!


その勇気ある男らしい行動に
ついにやけてしまう私


「願わくば、そのガッカイダーさんの人体改造実験に私も同行させてください!」


――どさくさに紛れて何言ってんだ!この人は!!

つーかそっちの方が興味津々でしょ!?



にやけた顔が一瞬で変わる


「助けて下さいよ!教授!」

「――おぉぉおうっ!またいたのですか」


それが人質にされた人に向けて言う言葉!?

つーか驚き方、わざとらしいんですけど……



『あーっ!ったくうるせえ奴らだな!めんどっちぃ二人ともアジトに連れて行け!』

キエッキエッ!!



ガッカイダーの鶴の一声で

下っ端どもが私と教授に目隠しをし鼻と口にガーゼをあてる


「ちょっ!やめ…て……」




私はジタバタと手足を動かしたが
突然意識が朦朧としてきて、そのまま気を失ってしまう


「こらっ、あなた達!やめなさ……」


教授も同様にガーゼをあてられた途端に意識を失い

しまいにはグーグーといびきをかきながら寝てしまった




「フフフ……これからじっくり楽しませてもらうか」


会場の人間達の怯える目を背に受け
ガッカイダーがニヤリと口端をあげて笑った






これから教授と一号は
どうなってしまうのかっ!?

ガッカイダーに世界を制圧され、世の中は悪の手に落ちてしまうのか!?



次回予告

ガッカイダーVS謎の秘密レンジャー!



「明日のおかずは竜田上げでお願いします、一号!」

「教ー授っ!!死んじゃだめぇええ!」