感じた事や思った事を常に何かに書き留めておかないとすぐ忘れてしまう主義なので


研究室の壁や机には、他人からみたら意味不明な言葉や記号が走り書きされています



「いくらリータモ現象でレンズが見えなくても、私の心の目で……っておぉおぉお!!」


ハハハと余裕綽々でサングラス状態になった眼鏡を外すと

私が無心で書き記した紙は、論文提出用の大切な書類だったのです



あまりにも衝撃的な光景と

生意気に調子に乗ってしまった自分の不甲斐なさに肩を落として俯きガッカリしていると


まぁまぁと一号が苦笑いで慰めてくれました




「また経理のおばさんに頭下げて新しいの手配してもらいましょう?」


私のすぐ隣で笑って話す一号



「……/////」



自分の顔が熱いのはわかりきった事なので

あえて、あ・え・てですよ!?横目で一号をチラリと見ました



――おおお…その笑みの眩しさは絶世の美人と言われたクレオパトラか

はたまた世界で最も美しい女神と呼ばれたヘレネか……!



とにもかくにも

一回り以上の年下の子供に慰められる大人の私って…


(´・ω・`)ナンダカナァ