シュウ教授の怪しい研究室


今だにブラウン管テレビデオを使い(地デジ変更済み)小さなテーブルで勉強して食事を取る

服が収納されたタンスに小物類が入っている棚


布団は畳んで部屋の隅に



自炊する為キッチンにはそれなりの調味料と料理用具が揃っていて

管理人さんから譲り受けたIHコンロが、室内唯一の流行最先端



あとはまるで昭和のかほりがプンプンするような

レトロ?でなおかつノスタルジック!(そう自分に言い聞かせてる)な物達ばかりだ



「というか、教授。日曜日の朝から私に何か用ですか?」


テーブルを挟んで目の前に座る教授に問いかけると

あ、そうでした。と漸く本日の本題に入った




「ちなみに初詣は行かれましたか?」

「初詣?」

「初もうでの初に、はつ詣での詣と書いて、初詣」

「言われなくても感じぐらいわかりますよ!小説なんですから。って説明の例え、そのまんまじゃないですか!!」


この会話


もう漫才コンビのネタにしか聞こえなくなってきた……――




教授です

サンプルの繭でーす


二人合わせて
教さんでーす!!



私「最近めっぽう寒くなりましたね、教授」

教「そうですね。しかしここの会場は熱気ムンムンで眼鏡が湯気で曇っちゃいます」

私「ってただレンズに白いペンキ塗ってるだけじゃないですかっ!!」


ハハハ!ハハハハハハ!!


ハハハ…


「…号?」



ハハハ……――




「一号!?」

「ぐはぁああっ!!」