ーーしっかし…////


教授もかっこいいが、お兄さんもなかなかの上玉ですな…///





顎鬚がセクシーでくっきり二重まぶたはまるで吸い込まれるように魅力的


厚い唇に鼻筋が通った鼻

目元にある鳴き袋でさらにイケメン度がアップしている




「一号のお名前は?」

「えっ!あ、あの繭です。秋葉繭って言います////」

「繭ちゃんか。可愛い名前だねぇ」




目を細めて笑う翔の笑顔につい見とれてしまう私



「繭ちゃんは学生?」

「はい!今年受験生なんです///」

「そっかー。勉強大変でしょ?」

「まぁ、ボチボチ頑張ってます////」




目尻を垂らしながら翔と楽しそうに話す私を
教授はつまんなそうにジッとみつめている


しかしそんなこと気づかない私は、ペラペラと会話を続けていた





「…煙草吸ってきます」



それにいい加減嫌気がさしたのか

教授が無愛想に呟きソファーから立ち上がる



「あ、教授…!」


ズカズカとリビングを足早に去って行く教授の後ろ姿を、慌てて見つめる私