初恋は夢の中

『ちょっと!しっかりしなさいよ!』
美加子は、私を支えた。



私を支えた手は、ヒンヤリ冷たかった…


「冷たい手…」

『当たり前。死んでるんだもん!』

「ごめんなさい…」

『な、なに… 謝ってるの。』



そう言った切り、私達は暫く黙った…