初恋は夢の中

私は、先生を見つめながら、先生?と呼んだ。


んん?と優しく返事をする、先生…


「まだ、美加子さんのコト、好き?」


先生は、返事に困ったまま俯いた。


「いいの…。それでも、イイの…。」

「美和子…」

「私も、美加子さん好きだもん。私達、何となく似た者同士だったみたいだしね…。だって、おんなじ人好きになったんだもん…」




先生は、涙を堪えていた。



私は、溢れる涙を堪え話を続けた…