初恋は夢の中

先生がちゃんと、病院に行くコトを約束してくれたので私は、安心して、食器の後片付けを始めた。



そして先生は暫く、お酒を控え、お茶を飲む事にした。



先生はまだ、聞きたいコトがあるみたいで、私の後片付けが終わるまで、リビングで新聞を読んでいた。



後片付けが終わった私は、先生に聞いた。
「何か、飲む?」


先生は飲む、と頷いたので自分の分と二つ、お茶を運ぶ。



暫く無言のまま、お茶を啜る。