初恋は夢の中

信じられない…


そんな目で、私を見た…


「どうしたんだ?それは…」
先生は、ネックレスを指差した。


「寝室に、落ちてた…。」
ネックレスを、触りながら言った。


「この宝石ね… こうして光に当てると、綺麗な色に変わるの…。 見て見て?」

「あぁ…。」



「今日…、美加子さんに会ったの。――信じないと思うけど…。」

「 … … … 。」

「先生に、宜しくって。そして、私の分まで幸福せになってね…って…。」

「そんな… 馬鹿な…。」

「私も、最初はビックリしたわ。でも、写真見たコトあったから…、本人だって分かった。」

「 … … … 。」



そして、私は話を続けた。