俺のまわりバカばっか。


鈴木が俺を呼んだ理由が

少し分かったかもしれない。



演奏が終わり拍手が鳴る。

なんか久しぶりに感動したかも。


「えー、最後にいいっすか?」

ボーカルのサプライズに

うおーっと歓声が上がる。

うわ、なんか俺が苦手なノリに戻った。


「今日は轟木の彼女が来てます!」