俺のまわりバカばっか。


俺はすぐに轟木と委員長に

学校に行くようにとメールした。


「花火、学校の屋上のほうが

見えると思うから行ってみよう」


杉並は困った顔をした。


俺は急ぐ足を止めた。


「どした?」


「えっと…」


また杉並は黙って

うつむいてしまった。