俺のまわりバカばっか。


「あ、動き出したぞ」


「えー、もう尾行

終わりにしようぜ」


言い出しっぺの

お前が飽きてどうする。


「あ!轟木たちじゃん!」


「お前ら男二人で

何してんの?」


轟木と由美子さんが

手を繋いで歩いてきた。

やっぱりデートだった。


「俺達よりもお前らは

どうなんだよ?

もうホテル行ったのか?( ´艸`)」


「///」


鈴木が轟木たちを

からかっている間に

俺は有栖の尾行を続けた。