やがて、ハイドは大学生になった。

人造人間だけあって、大学内でもトップレベルの
学力だった。

しかしハイドは、大学の同級生の中でも
常に独りぼっちだった。

ハサミの手で、ペンが持てるのかよ

と、みんなが馬鹿にして、あざけった。