10年もの間仲良い顔して付き合い続けていたかなえ、いつでも男たちに丁重扱われに、大事に大事にされているかなえに、コンプレックスをもっていたのはどうやらあたしの方だったみたい。
「yumiの発言:予定は無いわけじゃないんだけど、なんとかならないこともなさそうかな。」
「kanaの発言:まじで。お願い、聞いてよー。由美、人の不幸話大好きじゃんか。」
あはは、人の不幸話が大好きか。
激しく人聞き悪いことを言うなこいつ。
まぁあながち嘘ではないけど。由美はだんだん明日が楽しみになってきた自分に呆れつつ、キーを叩いた
「yumiの発言:他人の不幸話は好きだけど、身内の不幸はウザイだけなんだよ!
分かったよ、聞いてやるよ。」
そう書き込んだものの、これはちょっと嘘かもしれない。
我ながらいやな性格だと思うけど、かなは身内じゃなくてライバルだし、ライバルの傷ついたプライドなんて当然、相当美味しいに決まっている。
でもまぁいいか、かなえは由美のそういう性格を知った上で「話を聞いて」って言っているわけだし。
気の早い由美は、早速携帯片手で素早くサッカー選手にドタキャンメールを送信して、もう片方の手の一本指で、器用にポンポンとキーボードを押す
「聞いてやってもいいけど、ひとつだけ条件があるんだけど。」
「kanaの発言:条件―。うそぉ。なに?」
かなえは「条件」という字面にちょっと引いているようだ。
一呼吸おいて、由美は太字で大きく書き込んだ。
「yumiの発言:今すぐ、この日記の設定を非公開にすること!!」
由美には、ネットの向こう側でかなが慌てて「設定変更」のタブをクリックする気配が、手にとるように感じられた。
本当に馬鹿なんだなぁ、このヒトは。
でもまぁ、しょうがないか・・・。
一見プライド高くてスキがないぶりっこちゃんに見えて、女として意地でも秘密にしなきゃいけないはずのドロンドロンの情念を、インターネットみたいな超危険地帯にポロポロこぼしながら生きているところが、このヒトの愛嬌でもあるワケだし。
「yumiの発言:予定は無いわけじゃないんだけど、なんとかならないこともなさそうかな。」
「kanaの発言:まじで。お願い、聞いてよー。由美、人の不幸話大好きじゃんか。」
あはは、人の不幸話が大好きか。
激しく人聞き悪いことを言うなこいつ。
まぁあながち嘘ではないけど。由美はだんだん明日が楽しみになってきた自分に呆れつつ、キーを叩いた
「yumiの発言:他人の不幸話は好きだけど、身内の不幸はウザイだけなんだよ!
分かったよ、聞いてやるよ。」
そう書き込んだものの、これはちょっと嘘かもしれない。
我ながらいやな性格だと思うけど、かなは身内じゃなくてライバルだし、ライバルの傷ついたプライドなんて当然、相当美味しいに決まっている。
でもまぁいいか、かなえは由美のそういう性格を知った上で「話を聞いて」って言っているわけだし。
気の早い由美は、早速携帯片手で素早くサッカー選手にドタキャンメールを送信して、もう片方の手の一本指で、器用にポンポンとキーボードを押す
「聞いてやってもいいけど、ひとつだけ条件があるんだけど。」
「kanaの発言:条件―。うそぉ。なに?」
かなえは「条件」という字面にちょっと引いているようだ。
一呼吸おいて、由美は太字で大きく書き込んだ。
「yumiの発言:今すぐ、この日記の設定を非公開にすること!!」
由美には、ネットの向こう側でかなが慌てて「設定変更」のタブをクリックする気配が、手にとるように感じられた。
本当に馬鹿なんだなぁ、このヒトは。
でもまぁ、しょうがないか・・・。
一見プライド高くてスキがないぶりっこちゃんに見えて、女として意地でも秘密にしなきゃいけないはずのドロンドロンの情念を、インターネットみたいな超危険地帯にポロポロこぼしながら生きているところが、このヒトの愛嬌でもあるワケだし。
