教壇に立ったのは、金髪にピアス。

いかにも不良。なのに、ーーーーーー
綺麗な顔立ち。

その人が、教壇に上がった瞬間沸き上がる、女子の悲鳴に近い、
「キャー」
と言う、歓声。
そこに立っていたのは、間違えなく私の、


 

初恋の人だった。