私は晃一さんの言葉に甘えて私好みの生活用品をカゴに入れる。
それを見た晃一さんは
「可愛い趣味だね。」
とニコッと笑った。・・・ええ、ええ。私は兎とか猫とかの動物物が大好きですよー
「これだけで良いの?」
「はい。施設から持ってきた物もありますし。」
一応、生活用品は買えた。次はお茶碗やカップ等を買うために私達は移動した。
「お揃いのカップ買おうか!」
「!それは・・・は、恥ずかしい・・・かな~。なんて」
期待に満ち溢れた晃一さんに私がそう言うと晃一さんはすぐにシュン・・・として
「うん。分かったよ・・・」
と寂しそうに言うもんだから
「やっ、やっぱりお揃いの欲しいなー!」
つい私はそう言ってしまった。

