教室に入ると やっぱり見つけてしまう

那智は友達と話していた

那智はあたしに気付いて おはよう とだけ言ってまた友達と話始めた


ただのクラスメイトになっんだ…

あたしはもう那智の側には行けない

ハァ…

『すっげー でっけぇ溜息』


『え…』

びっくりして隣を見ると 机に伏せたまま顔だけこっちを見ている 隣の席

『佐々木君 え?そんな溜息してたかな?』

なんとなく 恥ずかしくなって ちょっと変な笑い方になった

佐々木君は隣の席だけど 滅多に話すことはなかった
とゆーか佐々木君が話しかけてきたの初めてかも…

『これ。今俺がバイトしてる店 気晴らしにでも来れば?』

あたしの机に黒色の名刺が置かれた
と 同時に先生が入って来て会話が終わってしまった

−GREE−

グリー?名刺を見つめ 視線を佐々木君にやった
佐々木君は机に伏せて眠っていたので 話は出来なかった