君色に

今日は始業式


当たり前で あたしはベッドの上


まぁ 雨に打たれてるにもかかわらず 一時間近くも 座り込んで泣いていた


家に帰るとそのまま あたしはママの腕の中で意識を失った…らしい


放課後の時間になって 舞ちゃんがお見舞いに来てくれた

部屋に入ってくるなり

『那智と何があったの?あいつがお見舞い行くの断るなんてありえない!』

と 今にも病人のあたし飛び付きそうな勢いで聞いてきた

あたしは ずっと那智が好きだったこと
告白した事だけを 舞ちゃんに言った

『彼女がいるのに勝手に好きになって 迷惑なのは那智なのに…クッ…』

泣き付くしたと思っていた涙は またあたしの頬を伝った


舞ちゃんが

『辛かったね。よく頑張った』

と抱きしめてくれたので 余計に涙が出てしまった


それから四日 やっと熱が下がって皆より四日夏休みオーバーをして 学校へ行った