君色に

チクン

チクン…

友達だって言われる度に 細い針があたしの胸をつつく

一年の時からわかってた事…

あたしが那智の側にいられるのは友達だから

那智があたしに優しく笑いかけてくれるのは友達だから

『じゃー日曜日な!メールする!』

ポンポン

あたしの頭を叩くと那智は教室をでていった

教室からグラウンドを眺めてると

那智と彼女が帰って行く後ろ姿が見えた

もう一年。この後ろ姿を見続けてる

だけど時々 誰にも言えない想いが切なくて…

二人の後ろ姿が眩しくて…
ほんとに時々…


涙が出る…