明かりはついたままだった。

消そうとすると止められた。


「見たい。」


恥ずかしいような、嬉しいような。


パジャマをゆっくり脱ぐ。

なるべく色っぽくなるように。


「色、白いな。」


そう言って彼も脱いだ。


Aカップくらいありそうな胸。

お腹についた肉。

がっしりとした腰。

下着はトランクスだった。


病院の偉い先生が私を抱くために今、裸になった。


「ブラ取って。」


私が密かに自慢にしている胸が露わになる。

E65は、誰かに見られる度に言われる。


「形、きれいだね。」

太朗先生からもお馴染みの褒め言葉を貰う。

何度言われても嬉しい。


「よく言われます。」

強がって言う。


「だろうね。」


彼は下着を脱いで私をベッドに導いた。