「髪乾かすの早くない?」

「まだ生乾き。」

私はまだ半分しか乾いていない髪の毛を束ねて

ベッドに横たわった松木先生の上に跨る。

「ちゃんと乾かして来ていいのに。」

「寝ちゃいそうだから。」

「俺が?」

「そう。」

「確かに眠いかも。」

「寝かせない。」

私は身体を下に滑らせて彼のジャージを脱がす。

「今夜は添い寝のはずじゃなかったっけ?」

私は何も言葉にしなかった。

今はただ松木先生に抱かれたくて

それしかなかった。

私から挿入して、2人で果てた。


そして一緒に眠った。