ほくろが身体中に出来たらどうしようかと心配になり、花屋を訪ねた。

すると店の中は段ボールで山積みになっていた。

「どうしたのですか」

片付けに忙しくする引っ越し業者を見ながら言った。

女も珍しくエプロン姿だった。
エプロンは土で汚れていた。

「あるお客さんが私の話を信じてくれないの。私を殺人犯だと思って、警察に通報するそうよ。だからその前に引っ越さなくっちゃ」