―それから一ヶ月後。

やつの成長は止まっていた。

肩から下、それ以上は現れない。

全く、僕の期待をとことん裏切る!
どうせ止まるなら、胸から下の所で止まってくれよ!

花屋に文句を言いに行こうと外に出た。

街はクリスマスムード一色。
そういえば、今日はクリスマスイヴか。

シゲルは花屋には行かず、駅前の小さな店で赤い造花のピンを買って帰った。