家に帰ると、ベランダにあった筈の植木ばちがなくなっていた。
あれは夢だったのかもしれない、と喜んでいるのもつかの間、押し入れにしまったのを思い出し、溜め息をつく。
押し入れを開けた。
暗い押し入れの中から手探りで植木ばちを見つけ、光のある場所まで持ってくる。
植木ばちを見た。
その瞬間シゲルは目を見開き、そのままひっくり返った。
危うく気絶する所であった。
部屋の隅っこまで逃げ込み、そこから植木ばちを改めて見てみる。
確かに……『瞬き』をしていた。
あれは夢だったのかもしれない、と喜んでいるのもつかの間、押し入れにしまったのを思い出し、溜め息をつく。
押し入れを開けた。
暗い押し入れの中から手探りで植木ばちを見つけ、光のある場所まで持ってくる。
植木ばちを見た。
その瞬間シゲルは目を見開き、そのままひっくり返った。
危うく気絶する所であった。
部屋の隅っこまで逃げ込み、そこから植木ばちを改めて見てみる。
確かに……『瞬き』をしていた。
