「軽い怪我でよかったな!!」

「明日、百足ヤバくね?」


そんな言葉が教室中を飛び交った。


あたしは、
軽い怪我でよかったとは思うけど、今まで一生懸命頑張ってきたのに、体育祭にでられない中嶋のキモチを考えないみんなにイラついた。


『ふざけんな…』


あたしは、いつの間にかに口を開いてしまった。