「ねぇ!!
この歌知ってる!?」

―♪~


――ドキッ…

歌、上手すぎる…
それに『愛してる』
とか言ってるよぉ…
歌を歌ってるだけなのに…ドキドキがまったく止まらない…。

「おーい!?柏木、聞いてる??」


「あ…、う、うん!!聞いてるよ!
あたしはこの歌知らないわ~」

「えぇ!?知らない??こんないい歌なのに。」

「知らないよ~。でも、いい歌♪」

その歌はホントにいい歌だった。