星条くんは寝室のドアを通り越して、歩いていく。
「あ、あれ……?」
「どうかした?」
「なんにもない……」
星条くんが入ったのは……台所?
壁に埋め込み式の冷蔵庫を開け、取り出したのは某高級カップアイス。
それを二つ出して、一つをあたしに差し出して笑った。
「はい、イイモノ」
……イイモノ。
うん、イイモノだね……。
あたしはほっとしたような、がっかりしたような不思議な気持ちでアイスを受け取った。
※アイスは優香が美味しくいただきました。
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