真ん中の家



“ガシャッ”


僕が2階に足をつけた瞬間
金属の何かが外れた音がした。



『今の…何の音??』

駿が言うと


“ガタガタガタ…”


暗い廊下の奥から物音がした。


“ガタガタ…ガタッ…ガタ”


時々つまりながら
こっちに向かってきているようだ。


『なんだ、なんだよ、何の音だよっ!!』


僕たち3人は後ずさりをしながら

せまってくる何かに
恐怖と、不安と、焦りに襲われた。