「じゃあ知人って線は消えるんじゃない?ね、ルーク」
小泉さんの言葉に、宮間さんは何も答えず眉間に人差し指を当てる。
「そう?」
宮間さんの代わりにか、東屋さんが小泉さんの方を向く。
「だって、大森さんのご友人のうち、莉央を見た人がいるかもだけど、莉央の事よく知らないから嫉妬なんてモノも出て来ようがないじゃん」
「解んないよ。一目惚れって事もあるかも」
東屋さんが微笑んで言う。
むしろありえそうだ。
「ありえそうで怖いな。んー……振り出しに戻る、と」
小泉さんがそう落ち込んだところで、舞ちゃんの携帯が鳴った。

