そこで、テーブルの上にお茶が出された。 さっき潤佳ちゃんと呼ばれた中学生くらいの子だ。 さっき入って行った部屋はキッチンらしい。 「ありがとうございます」 お礼を言って、お茶に口を付ける。 その子はあたしをじっと見つめた(前髪で隠れて目が見えないからよくわからないけど)あと、キッチンではない別の部屋に入り、白いタオルを持って出てきた。 そしてそれを差し出してくれる。