その声がかかって、10秒くらい待った後、笑ってた人の発作が治まってきた。 それを見届けると、黒髪の人は引っ込んでいった。 「ふー……笑った笑った。うん、ごめんね」 ようやく治まって、その人が背中を伸ばして笑いかけてくる。 「あーイエ。大丈夫です」 むしろあなたが大丈夫でしたか。 「うん、で、君はそこの探偵事務所に何か用だったの?」 「え?あぁ、まぁ。話もロクに聞いてくれずムカついたんで一暴れしてきただけですけど」