「……あのー、大丈夫ですか?」 笑っている人物に近づき、恐る恐る話しかける。 「うん、だいじょう……ッククク……あーやばい死にそう……はははっ」 全然大丈夫じゃなさそうなんですけど大丈夫ですかホント。 笑い死にするんじゃないかって思い始めた時、 「莉央、その辺にしておけ」 と、上から声が降ってきた。 上を向くと、さっきすれ違った黒髪の人が階段の手摺越しにこっちを見ている。