「あのーーー」
「優芽」
「えっ?」
「お前はボーカル。俺はギター。巧はベース。…ひとり足りないんだ」
「はい…」
「そこの、えっと、メグ!!」
「はいっ!!」
「お前は何ができるんだ?」
「どっ、ドラムと、キーボードです…」
「ドラムたたいてみろ」
そう言った晴空先輩が指差した先には、ドラムが置いてあった。
ドラムなんて…さっきからあったっけ?
そんなことより!!
晴空先輩は、どういうつもりなのかな…。
メグも、メンバーにしようとしてる?
でも、今メグがたたいた音が気に入らなかったら…。
一緒には組めないの?
いろんな不安が一気によぎった。
「なんでもいい。好きなやつたたいてみろ」
「はい」
これ、メグの好きな歌だ…!
うん!
やっぱりメグはすごいよ!
きっと、メグなら大丈夫。
だってこんなに良い音だせるんだもん!
