「あれ? 優芽ちゃん顔赤くない?」
痛いとこをつかれ、ビクッとなってしまった。
「あっ!!! 晴空もじゃん!! …さては、お前らなんかあったなぁ~♪」
巧先輩、意外に鋭いです…。
「うっせぇなお前は! …誰?」
晴空先輩が巧先輩の後ろを見ながらそう言った。
あたしも、巧先輩の後ろを見た。
「あっ!! メグ!」
なんと、そこに居たのはメグだった。
「優芽! やっと見つけた!! いきなりどっか行くから心配したんだよ?」
「ごめんね…。つい…」
そうだった!!
メグと一緒に仮入部に来たのに、「きらきら星」の音色につられて、勝手にフラフラとここまで来てしまったのだ。
「連れてきてくださってありがとうございます、えーっと…」
「俺、巧!! 大和田 巧! よろしく!!」
「瀬良 愛未です!! メグでいいです!よろしくお願いします!!」
巧先輩って、大和田(オオワダ)って言うんだ…。
ってかメグ…!
「メグ、巧先輩に連れてきてもらったの?」
「うん!! そうだよ!」
「あたしひとりで来たのかと思ってた…」
「違うよ! あたしが優芽探してひとりでウロウロしてたら、どうしたの?って声かけてくれたの」
そうだったんだ。
