私たちが学校の前まで来ると、
2人の男が私たちに気付いた。
「おぅ、由華、遥奈」
「やっとお前らも俺の学校に来たか」
…父さんの言ってた楽しいことって
このことだったんだね…。
ってか、まさかこの学園の理事長って…。
私が小さくため息をつくと同時に、
遥奈はその2人のもとへ走っていった。
「悠司さん!!それに裕貴兄!!
何でここにいるの??」
「おっさんらがこの学校に居る意味があるの??」
私は嫌味も込めて2人に聞いた。
「悠司はこの白亜学園の理事長だぜ??
俺は今日からテメェらの担任だ」
「「げっ…マジか…」」
「…んだよ、その反応は!!」
「「そのまんまだ!!」」
私たちはあからさまに嫌そうな表情をして、
この白亜学園の理事長の
清水 悠司-simizu yuji-と
私たちの担任になる、
中村 裕貴-nakamura yuki-を睨みつけた。
悠司は私の伯父で、母さんの兄貴。
んで、裕貴は母さんたちの時の
龍桜の幹部だった人。
母さんがやめて私が総長になるまでの間は
裕貴が総長の代理として龍桜を仕切っていてくれた。
ま、今でもたまに顔を見せに来るけどな。

