「由華ー!!遥奈ちゃーん!!
早く起きなさい!!
今日から高校よ!!
遅刻は許さないからね!!」
…んぅ~…学校??
………学校!?!?!?!?
私はお母さんの声で
バッと勢いよく起き上がった。
そして、隣でまだ寝息を立ててる
幼なじみ??の
桜坂 遥奈-sakurasaka haruna-を
叩き起こした。
「遥奈!!起きな!!」
「んー??朝ぁ??」
…遥奈ってば…まだ寝ぼけてる…
「学校だよ!!母さんに例の鉄拳
くらわせられたくなかったら早く起きな!!」
「っ!?!?やっば!!」
あたしが言うと遥奈も慌てて起きあがった。
遥奈は黒のロングウェーブの髪を
高めのポニーテールにして制服に着替えた。
私も茶色のロングを櫛でといて、
遥奈と同じ制服に着替えた。