「い、いねぇよそんなもん。今は大学とバイトで忙しくて、そんなのつくってる暇ないの!」
頭を振ってその残像を消す。
思い出すたびにそうしているけど、なかなか消えてくれない…。
「うわー。枯れた大学ライフ送ってんだねぇ…可哀想に。」
「お前…本っ当に何様のつもりなんだ?」
何で俺が中学生なんかに同情されなきゃなんねんだよ!
つうかこの前までいましたから!
別れたばっかだから今はまだいないだけなんですけど!
つくろうと思えば全っ然つくれますけど!!
つうか俺、これでも結構モテる方なんだぜ!!!
へっ!!!!
…って俺、なに中学生相手にムキになってんだよ。
アホか…。
「ふあ〜。なんか眠くなってきちゃった…。」
「当たり前だろ。もう2時過ぎてんだぞ。俺だってねみぃんだよ。だからとっとと話…って何やってんだよお前!!?」
