「いってえ~何すんだよ!このアマ(女)」
俺の背中にはじわじわと痛みが。
、、、ん?
目の前にいる女、桜山は何故か両拳を握りジャンピング。
まあ、いわゆる戦闘モードっつーやつ?(笑)
「よしよしいい子だからやめまちょうね~」
と、俺は桜山の頭をなでなでしてなだめる。
するとこいつは動きをピタッと止めて
「子供扱いしないでよ」
と上目遣いで言ってくた。
... 待って。
そのうる目...やばいんだけど。
「ごめんって。まあまあ座れよ。」
と、俺は桜山の椅子をひく。
桜山はそこに座った。
......いて。なんか背中が痛いぞ(笑)
この女。、、かなりの.."馬鹿力"...
!!
なんか背中に感覚を感じたら
桜山が俺の背中をさすってくれている。
え?-------
「ごめんね。ちょっと痛かったかも」
と、切なそうにこいつは笑った。
「あ。あ-いや!俺のほうが悪いし...別に良いよ!ごめん」
と、俺は謝った。が、桜山は
「でももう少しだけね」
といってさするのをやめなかった。
「...ありがとう」
小さい手だな。こいつ。。。
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-------------.....
こうして、入学式初日が終了した。