ガラスの靴



俺が一言おちょくると

礼を言ってからそれはいらないと
言われた。


…ふと桜山の膝を見ると

真っ赤に染まっていた。

俺がそのことを
言おうとしたちょうどその時に…


斎藤が先に言った。


「桜山!膝から血出てる!」


すると、桜山は
気を失ってバタンとその場に倒れた。



え?いや、まさかの
パターンだろ



「おい!桜山!大丈夫か?
しっかりしろ」


俺が必死に声をかけても
眉ひとつ動かさない。



周りの奴らも大丈夫かと
騒ぐ。


俺は直感的に桜山を
抱いた。

「俺、保健室にこいつ連れてくわ」


そう言って保健室に
向かおうとした

その時に…