「おはよ…。神崎」


桜山は眠たそうに
目をこすっている。


「おいおいぅお~い!
唄ちぁん。俺には挨拶
してくれないのかぁあ~い?」

背後から大智の気配を感じる。

大智は親指を自分に向けて
立て、ニコニコしている。


....チャラ男かよ;

「ぅえっ?ああ~
ごめんごめん。おはよ!


…って、誰だっけ?」


ズルッと俺達はこける。
「やだな~唄ちゃん。
meのこと忘れちゃったのかいかかいかかいかいのかい?!」

「・・・」(無言)

桜山は目を丸くし
きょとんとしてる